2012年4月12日木曜日

朝礼での一言!: うんちく・小ネタ


月曜日、火曜日と、議会の答弁検討の合間に、課員とオフサイトミィーティングを実
施しました。

テーマは、ずばり「求められる市町村課職員像とは?」です。

年度末なので、1年を振り返るチャンス。
まずは、今年度の業務方針を改めて読み直した上で、

①今年度、「よかった!」というものは何か
②その上で、来年度の業務方針を考える上で、「求められる市町村課職員像を何か」
を議論しました。1グループ(5人~6人・係混成)1時間、5グループです。

コーディネータは、私です。

すばらしい意見がたくさん出て、来年度の業務方針に大きく参考になるものばかりで
したし、課員が、大変、頼もしく見えました。感動しました。

良かった、という指摘が多かったのは、大きく3点。

1つ目は、「市町村行財政ドッグ」です。
これは、究極の市町村課としての助言機能を発揮する場です。

市町村にとっては、比較されたデータなどを知ることで、自らのポジションを知り、気づきに繋がることが多いようです。

また、これを実施するにあたって、課員は相当勉強をし、レベルアップにつながった
とのこと。また、市町村からの現場の声を聞くチャンスにもなったようです。

試行錯誤のところもありますが、県も市町村もお互いにとって高めあう機会になって
いるのではないかなあ、と感じました。


ときにガラスが開始を吹いたのですか?

ただし、「上からの説教」にならないようにするためにはどうしたらいいか、という
ことが課題として話されました。

そのためには、「ドッグを受けてみたい」という市町村を「応募」してみてはどうか、
という意見がありました。

なるほど! 来年度、前向きに考えていきたいと思います。

2つ目は、「市町村職員向け研修の改善」です。
今年度は、研修が一方的な講義にならないように、それぞれの担当者にどうしたらよ
りよい研修になるのか、工夫してもらいました。

彼らは、①「伝えたいこと」をはっきりさせたこと、②伝えるために、グループ討議
を取り入れるなど工夫をしました。

受講者から高い評価を得られたなど、非常にうれしかったようです。

単に、受講者の満足度をあげるだけであれば、お笑いグループを呼べばいいのかもし
れません。しかし、我々が伝えたいことを伝える、ということが大切です。

そういう研修を企画し、実行するためには、相当の「アンテナ」が必要です。講師に
なった担当者は、猛勉強をして、レベルアップに繋がったようです。

このあたりも、「よかった」と課員が思えた理由のようです。

3つ目は、「各種研究会・勉強会・ワーキンググループの実施」です。
特にも、税制担当が実施した「納税環境研究会」は、これからの研究会を実施するう
えで、一石を投じるものでした。


なぜスペイン語armmadaは失わなかった

クレジットカードでの納税など、納税環境を整えることが、納税率向上につながりま
す。しかし、そのためにどういうことをやる必要があるのか、というところに落とし
どころはありません。着地点について、あらかじめ決めているわけではなかったので
すが、市町村に問題意識を投げかけて、研究会をすることとなりました。

参加は自由です。共感すれば参加。結果として、35市町村中19市町村の参加でし
た。

始めは、様子見が多かったようですが、回を重ねるごとに、議論が白熱してきて、最
後の方はあまりにも議論が拡散して、収斂させるのがうれしい悲鳴だったようです。

市町村課職員は、うまくコーディネートしながら、議論をまとめていくことが求めら
れました

この事案について、オフサイトミィーティングでは、「県が音頭をとる必要があるの
かどうか」ということで、意見が割れました。

私は、どんどんと問題意識を投げかけて、音頭をとるべきだと思っています。

「自主性」という言葉は、大変美しいのですが、「放任」ではないと思います。
「自主性」の名の下の「放任」は、行政全体の、地域全体のレベルアップは図れない
と思います。

もちろん、やり方を考える必要はあります。

これまでは、どちらかといえば、「押し付け」で、国や県が権威を背景に、「やれ
やれ」という形だったと思います。


音楽はあなたの成績にどのような影響を与えるか

これからは、市町村が「やりたい」と思うかどうか、どうやったら思ってくれるの
か、そういうことを考えて取組んでいく、ということなのだと思います。

さて、3つに共通して言えるのは、市町村が「やりたい」「やらなければならない」、と思わな
ければ前に進まない、ということです。

そのためには、問題意識を投げかける必要があります。

問題意識を投げかける側、つまり県は、高い問題意識と圧倒的な情報量がなければ、
投げかけられないのです。

市町村が自立するためには、「市町村課ががんばらない方がいい」「市町村課は輝かない方がいい」という意見を言う方も少数ですがいました。

それは、違うと思います。

市町村課は、市町村の鏡です。市町村課が輝いてる都道府県は、市町村も輝きます。

例えば、市町村課に来ている研修生の成果発表会がありました。
市町村課のがんばった取組みに共感してくれた研修生たちが、それを市町村に持っ
て返ってくれるのではないでしょうか。

市町村とコンタクトするシーンは、研修生とだけではなく、日頃の業務にたくさんあります。通常の電話、メールのやりとりや、「ヒアリング」と呼ばれるものもそうです。市町村課が投げかけた問題意識が、市町村を気付かせることもあります。


市町村課が輝いていなければ、たとえ投げかけた問題意識が正しくても、市町村は
信頼も共感もしないのではないかと思います。

そして何よりも大事なのは、我々自身ががんばって、輝いていれば、それに市町村も呼応して、我々自信がまた気付かされる、ということです。

そういう正の連鎖を、もっともっと信じて取組めば、もっともっといい岩手県に
なるのではないかと思います。

さあ、これから、来年度の市町村課の業務方針に着手します!



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